トマトのバケツ水耕栽培はじめました

こんにちは!

5月から始めた新しい取り組みについて紹介します。

それは、トマトの水耕栽培です。
といっても、大規模なビニールハウスや植物工場ではなく、私たちが始めたのは「バケツでの水耕栽培」です。

事の発端はYoutubeでした。
(Youtubeでは色んなお役立ち動画があって面白いですね)

ベランダで1000個のトマトを実らせた人の動画に触発され始まった当プロジェクト。思い立ったが吉日!と、すぐに始めるのが、いんくるネットの特徴です。「まずはやってみる!」ということです。

道具は、バケツ(または発砲スチロールの箱)とザル、空気を送り込むエアーポンプ(通称ブクブク)。土はバーミキュライト、肥料はハイポネックスです。近くのホームセンターで手に入るものでセットを作ることができます。

今はスタッフが毎日当番で、水中の導電率(EC値)を測り、肥料の濃度と水の量を管理しています。

導電率(EC値)というのは、水中や土中にイオンになって溶ける塩類濃度を一括して測定するものです。(イオンの種類によって電気伝導率は異なるので、厳密にどのイオンがどれくらいかということまでは分かりません)ざっくりと測る感じですが、水耕栽培ではEC値で管理するのが主流のようです。なので、肥料元素の配分が安定した液肥を使います。

肥料の基本はチッソ(N)・リン酸(P)カリ(K)ですが、初期の段階では根を伸ばし株をしっかり育てるために、Kの割合が多い粉末の肥料を用いました。

5月に開始し1か月ほど経ちましたが、順調に育っています。
青い実も成り始めています。ちなみに、通常は脇芽を摘むのですが、この栽培方法では脇芽を残します。(液肥で養分を与えるので大丈夫なのだとか)

さてさて、この先どうなっていくでしょうか。
このプロジェクトがうまくいけば、利用者さんのお仕事にも繋がるかもしれません。
まだ手探りですが、またの報告を楽しみにしていてください。