「こんなのあったらいいな」を形に!利用者さんと一緒にアプリを作ってみました
こんにちは。
就労継続支援B型事業所で職員をしています。
うちの事業所では、利用者さんと一緒に商品の梱包や発送作業をしています。その中で、ずっと気になっていたことがありました。発送の前に毎回かかる、データの突き合わせ作業です。
毎回の「行ったり来たり」
出荷に使うデータと、うちの事業所が持っているデータは、項目の並びも表記も一致していません。そのため、発送用のデータを作るときは、こんなことを繰り返していました。
出荷データを見る
自社のデータを見る
また出荷データに戻って確認する
もう一度、自社のデータを見る
画面を行ったり来たりしながら、ひとつずつ照らし合わせていく作業です。慣れていても、見間違いや転記ミスは起こりますし、「あれ、これはどっちのデータだっけ?」と迷う場面もありました。毎回のことなので、時間も気持ちもじわじわ削られていました。
ないなら、作ってみよう
「便利なツールがあればいいのに」と探してみたものの、うちのデータの形にぴったり合うものは見つかりませんでした。それならいっそ、自分たちの作業に合わせて作ってしまおうと思い立ちました。
ただ、正直に言うと、私も利用者さんも、プログラムを書くのはまったくの初心者です。「本当に作れるのかな?」という不安もありました。それでも、できるところから少しずつやってみることにしました。
こうして生まれたのが、事業所の中だけで動かす小さなアプリです。
出荷データから、必要なぶんを自動で抽出する
自社のデータと突き合わせて、発送に使える形に整える
やっていることはシンプルですが、毎日の作業だからこそ、ここが楽になると本当に助かります。
作ってみて気づいたこと
作りはじめて最初に感じたのは、「普段の作業を、意外と言葉にできていない」ということでした。「ここを見て、次にあっちを見て…」という流れを書き出してみると、自分では当たり前だと思っていたことが、実はたくさんのルールの積み重ねだったんです。

初心者なので、何度も試してはうまくいかず、「あれ、なんで一致しないの?」と首をかしげる日もありました。利用者さんと一緒に「どこが違うんだろう?」と画面を見ながら考える時間は、大変でしたが、ちょっと楽しくもありました。
そして、少しずつ形になって動いたときは、思わず声が出るほどうれしかったです。
「楽になったよ」の一言
アプリを使いはじめてから、周りの職員さんから「楽になった」という声をもらえました。
自分たちで作ったものが、誰かの役に立っている。その実感は、思っていた以上にうれしいものでした。完成度はまだまだですが、「初心者でも、困りごとから出発すれば形にできる」ということを、身をもって知ることができました。
これからのこと
まだまだ小さなツールですが、使いながら「ここも直したい」「こんな機能がほしい」が出てきています。事業所のみんなが使いやすい形に、少しずつ育てていけたらいいなと思っています。
職員の作業が楽になれば、そのぶん利用者さんと向き合う時間も増やせます。これからも、日々の「ちょっと困った」を見つけながら、コツコツ改善していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
「利用者さんと一緒に作った」点をもっと前面に出すこともできますし、作るときに使ったツールや、具体的な失敗談を足すこともできます。ほかに入れたい内容があれば教えてください。

