函(はこ)について

こんにちは。
今日は本の入れ物である「函」について少しお話をします。
本には色々な装丁や付属品がありますが、その中でも辞書や専門書、全集、革張りの本などには専用のケースが付属している事があり、このケースは漢字で書くと「函」と良く表現されます。
この函という漢字ですが、日常生活で見かける範囲だと「函館」とか「投函」などはよく使われるのではないでしょうか。
普通「はこ」と言えば「箱」の字をよく使いますが、本を入れるときには「函」の字が使われています。ですので私たちが古本を売っている時にもそれにならって『函なし』などと表記しています。
実際に「函」が使われている場面は、さっきの例のように書類や手紙の入れ物に使われるのがほとんどでしょうか。古本を扱っているとこの字がとにかくよく目につきます。こちらでの作業が初めての方には「函館のハコ」と説明していますが、あまりピンと来ないので他に分かりやすい単語があって欲しいと思う事があります。
他にも本の周りには色々と独特な表現があるので、今後そういったもののお話もしてみたいと思います。