版(はん)と刷(すり)について

こんにちは。
今日は本の奥付に書かれているものについて少しお話しをします。

本屋で買ったり図書館で借りたりした本を読み終わったとき、最後の方に本の題名、著者の名前、出版社などが書かれた所があるのを見たことがあると思います。
そのような情報が書かれた場所を奥付(おくづけ)と言うのですが、その場所に日付と並べて『初版第1刷』などと書かれている箇所があります。

これは何なのかという話なのですが、版というのはその本を印刷する時の『原版』、のようなものと考えてもらえると良いと思います。本を作る時の元になる内容が同じであれば、同じ版という事になります。

最初に出版した内容に対して手直しがあったり変更があって作り直した場合には違う版になり、『改訂版』『第2版』『増補版』といった版になります。
次に刷についてですが、例えば出版した本が最初に印刷した数よりももっと多くの購入したい人がいると判断した時に、出版社は『増刷』をします。このとき同じ版で印刷する場合、奥付だけを変更して『第2刷』などととして販売します。

よく版を重ねる本として有名な所で言うと『広辞苑』などの辞書は定期的に新しい情報を入れたりするので版がよく増えます。
長期的に販売されている本は刷の数字がかなり大きくなります。個人的には昔から知っている絵本の刷は200を超えているようなものがあって驚いたのを覚えています。

写真は今回参考にした本の奥付です。これは辞書のようなタイプなので版が多いですね。

本を買われる時にはこの辺りの情報を見て判断される事が多いので、私たちの方でも必ず確認して登録をしています。
このようなチェックなら出来るかなと興味を持ってもらえたら嬉しいです。