在宅で取り組む動画制作というチャレンジ

今回の動画は、在宅でお仕事をされている利用者さんが制作してくれました。身体に障害があり、以前は通所して作業をされていましたが、だんだん通所が難しくなり、現在は在宅での業務に切り替えています。

制作の流れは、Zoomでスタッフと打ち合わせをしながら進め、作業自体はすべてご自宅で実施。コロナ禍以降、世間一般の働き方でも当たり前となった「在宅ワーク」ですが、まさにその実践です。

「こういう場面があったほうが分かりやすいのでは?」
「この商品はどんな特徴がありますか?」

といった意見を積極的に出してくださり、スタッフに撮影してほしい映像のリクエストも自分で考えて伝えてくれました。
テロップ(字幕)の文章も、利用者さんが考えてくれています。

一人で作業をする中では、「ここはどうしたらいいだろう?」と悩む場面もあったと思います。それでも、自分で調べ、考え、工夫しながら前に進む力が、今回の動画にはしっかりと詰まっています。


細やかな工夫と努力が光る編集

完成した動画を見ると、随所に丁寧な工夫が散りばめられています。

・人物の映り込みに配慮したぼかし
・自然につながるシーン切り替え
・音楽のテンポと映像を合わせた編集
・読みやすい字幕デザインの工夫
・多くの素材をバランスよく組み合わせた構成

そういった点にもぜひ注目してご覧いただけると嬉しいです。

今回の市役所販売の動画は、「伝わりやすく」「見やすく」なるよう随所に工夫が盛り込まれた力作です。さまざまなシーンを丁寧につなぎ合わせる作業は、きっと大変だったと思いますが、完成した動画には、その努力がしっかり表れています。


ぜひ、ご覧ください

一つの作品を作り上げたこと、完成まで丁寧に向き合った時間が、ご本人の中で心強い経験になっていれば嬉しく思います。

利用者さんとスタッフが一緒になって取り組んでいる市役所販売。
その雰囲気が、この動画からきっと伝わると思います。

力作の最新動画、ぜひご覧ください!